障子紙の貼り方
【一枚貼り編】
ここでは一枚貼りでのりで貼る一般的な障子紙の貼り方を説明いたします。
尚、用意する道具と障子紙のはがし方は別ページにて紹介しておりますのでよろしければご確認ください。
【位置決め・仮止め】
寝かせた障子戸の上段に、障子紙を平行にあて中央一カ所を「仮止メシール」で止めます。紙を転がしながら広げ、位置決めしたら両端の二カ所も「仮止メシール」で止め紙は巻き戻しておいてください。
※商品に仮止めシールが付属してない場合はセロテープでも問題ありません。
【のり付け】
予め用意しておいた障子のりを、のりばけの先で軽くたたくように桟全体に付けていきます。ワンタッチ障子のり(ハケ不要の障子のり)をお使いいただけると簡単です。
【貼る】
障子をゆっくりと転がしながら全面に広げてください。残りの障子紙は下枠に沿って切り落とします。その時、貼った紙が巻き戻るようであれば下枠にも「仮止メシール」で三カ所を止めてください。
【切る】
のり付けした所が半乾き(のりで濡れている所がやや白くなる)になってから定規をあてて、カッターなどで切ります。
【霧吹き】
貼り終えた後、たるみが目立つ場合はのりが完全に乾いてから霧吹きを使い、障子紙全体に薄く均等に霧を吹いてください。
【ご注意】紙に霧吹をする時は、のりが完全に乾いてからです。障子戸に貼る前の紙や貼った直後の紙には霧吹きをしないでください。
以上が一枚貼りの一般的な貼り方になります。
もし以下の理由で障子の貼り替えがむずかしい場合には障子のある暮らしが推奨している【立ち貼り】という方法も紹介しておりますのでご覧ください。
・障子戸を寝かせて貼るスペースがない
・かがんで貼るのがつらい
・一枚分いっぺんにのり付けして貼るのに自信がない
・障子戸が鴨居から外れない