「立ち貼り」とは
【立ち貼り】は障子戸を立てたまま貼り替える方法です。
昔から美濃判と呼ばれている、幅28cm×長さ94cmの障子紙をもちいて、
障子戸を立てたまま28cm幅の桟(さん)、組子(くみこ)に沿って一段ずつ貼っていきます。
具体的な貼り方の説明のまえに【立ち貼り】を行うことによって得られるメリットを紹介します。
*障子戸を床に寝かせないで壁に立てかけて貼るので狭いスペースでも貼り替えができる。
*立って貼るため、腰が痛くなりにくい。
*一段ずつ貼ることで、休みながら自分のペースで貼り替えることができます。
*古くなり、鴨居から外れない障子戸も外さずそのまま貼ることができる。
*一段ずつ貼ることで、休みながら自分のペースで貼り替えることができます。
*古くなり、鴨居から外れない障子戸も外さずそのまま貼ることができる。
いろいろなメリットを得ることができる【立ち貼り】ですが以下の場合は貼ることができません。
*組子の上下(外側)の間隔が28cm以上の障子戸には貼ることができない。
(組子の間隔が狭い横繁障子などでも縦の間隔28㎝ごとに格子があれば貼ることは可能です。)
*一つの絵柄を障子戸全面に印刷してあるものが欲しい。
多少の制限がありますが上記に当てはまらないようであれば非常に優れた貼り方となっています。
それではこちらより【立ち貼り】の詳しい貼り方を紹介いたします。